一般社団法人 日本トコジラミ駆除協会

ニュース&トピックスNEWS/TOPICS

お役立ち情報

トコジラミ最新動向:再拡大と抵抗性の時代へ

ここ数年、国内外で再び注目を集めているのが「トコジラミ(ベッドバグ)」です。かつて日本では一時的に姿を消したとされていましたが、インバウンド需要の回復や国際イベントを背景に、再拡大が顕著になっています。特に2025年は大阪・関西万博に向けて人流が増加しており、持ち込みリスクが高まっていると専門家は警鐘を鳴らしています。

問題をさらに深刻化させているのが「薬剤抵抗性」です。従来よく使われてきたピレスロイド系殺虫剤に効きにくい“スーパートコジラミ”が国内でも確認され、最新の研究では抵抗性遺伝子変異が広がっていることが明らかになりました。このため、単一の薬剤だけで駆除することは難しくなり、熱処理や物理的除去、複数の薬剤を組み合わせた総合的な対策が求められています。

健康被害については、感染症の媒介は確認されていないものの、強いかゆみや不眠、心理的ストレスといったQOL(生活の質)低下が深刻です。宿泊施設や住宅では、被害が広がる前の「早期発見」が何より重要。荷物やベッド周辺の点検、血糞や虫体の確認といった日常的なチェックが推奨されます。

パリでの大規模報道をきっかけに、韓国では空港で探知犬を導入するなど国際的にも対策が進む中、日本でも行政や業界団体が注意喚起を強めています。再拡大と耐性化が進むいまこそ、「予防」「早期発見」「複合的な駆除」をキーワードに、宿泊・住宅の現場での実践が求められています。

Request Documents

【JBEA】トコジラミ駆除協会の
資料はこちら

トコジラミ駆除認定士や協会の活動に興味をお持ちの方へ、
資料をお送りいたします。ご希望の方は、フォームに必要事項を
ご入力の上、お申し込みください。

©2025【JBEA】日本トコジラミ駆除協会