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大阪・関西万博に向けたトコジラミ対策強化のお願い
世界的な流行と日本への影響
近年、世界各地でトコジラミの被害が急増しており、特にフランスのパリや韓国などでは深刻な社会問題として報道されました。これらの「スーパートコジラミ」は、従来の殺虫剤が効かない薬剤耐性を持つことが特徴で、一度発生すると駆除が非常に困難です。国際的な人の往来が活発になるにつれ、これらの薬剤耐性を持つトコジラミが、旅行者の荷物や衣類に紛れ込んで日本国内に持ち込まれるリスクが高まっています。実際、日本でもトコジラミに関する相談件数は急増しており、その多くが海外からの持ち込みによるものと見られています。
万博に向けた対策強化のお願い
大阪府・市は、万博を成功させるため、宿泊施設を対象とした衛生管理講習会を開催するなど、トコジラミ対策に力を入れています。しかし、公的機関の努力だけでは限界があります。国内外から大量の人が集まる万博開催期間中、宿泊施設や交通機関、商業施設、そして一般家庭に至るまで、トコジラミの持ち込み・拡散リスクは非常に高まります。
この事態に対処するため、私たちは関係各所に対し、以下の対策を徹底するよう強くお願い申し上げます。
宿泊施設・交通機関の皆さまへ
定期的な清掃と点検を徹底し、疑わしい兆候が見られた場合は、速やかに専門業者に依頼してください。
来場者・市民の皆さまへ
宿泊先では荷物を床に置かない、帰宅後は持ち物をすぐに確認・熱処理するなど、個人レベルでの予防策を講じてください。
これらの協力と連携が、万博を安全で快適なものにするために不可欠です。トコジラミ駆除協会は、引き続き専門的な知見を提供し、社会全体のトコジラミ対策に貢献してまいります。
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